4月~6月期の新型コロナウイルス感染症の影響/都道府県別の医療費の伸び率
令和2年は新型コロナウイルス感染症に大きく左右された年となりました。特に4月・5月は多くの医療機関が受診者数の激減を経験し、経営維持のためのさまざまな施策も実施されています。
この影響の度合いが数値的に把握できる統計結果と分析が、厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会で公表されています。
この中から今回は、都道府県別での対前年同月比の医療費の伸び率について、注目したいと思います。
■ 都道府県別の医療費の伸び率(対前年同月比)
上記表は、入院外の医療費の伸び率を都道府県別にまとめたものです。減少幅が小さい上位10県が青、減少幅が大きい下位10県が赤色で表示されています。
新型コロナウイルス感染症の特定警戒区域となった都道府県を中心に、大きく減少していることが分かります。
他方、6月になると、いずれの都道府県も減少幅が一桁となりました。また、わずかではありますが、一部プラスに転じた県も見受けられています。
詳細データは、以下のサイトで公開されています。
厚生労働省「第131回社会保障審議会医療保険部会(ペーパレス) 資料」
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