ここでは2021年12月に発表された調査結果(※)から、介護サービスごとの施設数や事業所数の増減をみていきます。
調査結果から、2020年10月1日時点の介護サービス(以下、サービス)ごとの施設数や事業所数、2019年からの増減率をまとめると、下表のとおりです。
サービス全体で最も数が多いのは、居宅介護支援事業所の39,284事業所でした。また施設・事業所数が1万を超えるサービスは、以下のとおりです。
- 【介護予防サービス】
介護予防訪問看護ステーション、介護予防短期入所生活介護 - 【地域密着型介護予防サービス】
介護予防認知症対応型共同生活介護 - 【居宅サービス】
訪問介護、訪問看護ステーション、通所介護、短期入所生活介護 - 【地域密着型サービス】
地域密着型通所介護、認知症対応型共同生活介護
2019年からの増減率では、増加したサービスの方が多くなりました。サービスごとでは、介護医療院が118.8%で最も高く、複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)が20.9%で続いています。一方で、介護療養型医療施設が-33.3%で最も減少しました。
コロナ禍での全国の状況はこのようになりましたが、貴施設の所在地の状況はいかがでしょうか。
(※)厚生労働省「令和2年介護サービス施設・事業所調査の概況」
2020年10月1日現在で活動中の施設・事業所について集計したものです。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。