ここでは、2024年1月に発表された調査結果(※)から、介護サービス施設・事業所数の増減をみていきます。
介護保険施設では介護老人福祉施設が最も多く、2022年には8,494施設となりました。
居宅サービスでは訪問介護が最も多く、3万事業所を超えています。次いで、通所介護が2万事業所を、訪問看護ステーションと短期入所生活介護が1万事業所を超えています。
地域密着型サービスでは、地域密着型通所介護が最も多く、認知症対応型共同生活介護が続いています。いずれも1万事業所を超える状況です。
対2021年増減率では介護医療院が18.3%増で最も高く、複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)も10%を超える増加です。
2022年時点では、施設・事業所数が増加しているサービスが多いですが、次の調査ではどのような結果になるでしょうか。
(※)厚生労働省「令和4年介護サービス施設・事業所調査の概況」
2022年10月1日現在で活動中の施設・事業所について集計したものです。複数のサービスを提供している事業所は、それぞれのサービスを提供している事業所数に計上しています。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。