2022年12月末に発表された調査結果(※)から、最新の介護サービス施設と事業所数の増減をみていきます。
調査結果から、2021年10月1日時点の介護サービスごとの施設・事業所数と2020年からの増減率をまとめると、下表のとおりです。
介護サービスの種類によって施設・事業所数にばらつきがありますが、全体で最も数が多いのは、居宅介護支援事業所の39,047件でした。訪問介護も35,612件となっています。その他、施設・事業所数が1万件を超えているのは以下のとおりです。
- 【介護予防サービス事業所】
介護予防訪問看護ステーション、介護予防短期入所生活介護 - 【地域密着型介護予防サービス事業所】
介護予防認知症対応型共同生活介護 - 【居宅サービス事業所】
訪問看護ステーション、通所介護、短期入所生活介護 - 【地域密着型サービス事業所】
地域密着型通所介護、認知症対応型共同生活介護
2020年からの増減率では、介護医療院と複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)が、10%以上の増加となりました。全体的には増加した介護サービスが多い状況です。
貴施設所在地の状況はいかがでしょうか。
(※)厚生労働省「令和3年介護サービス施設・事業所調査の概況」
2021年10月1日現在で活動中の施設・事業所について集計したものです。複数のサービスを提供している事業所は、それぞれのサービスを提供している事業所数に計上しています。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。