2021年の救急自動車の出動件数は619万3,663件
総務省消防庁より、「令和3年中の救急出動件数等(速報値)」が公表されました。
これによると、令和3年(2021年)中の救急自動車による救急出動件数等は、以下のとおりでした。
- 救急出動件数:619万3,663件(対前年比26万386件増、4.4%増)
- 搬送人員:549万1,469人(同19万7,639人増、3.7%増)
また、搬送人員の内訳を事故種別ごとにみたときの上記3位は以下のとおりです。
- 急病:360万7,099人(全体の65.7%)
- 一般負傷:877,519人(同16.0%)
- その他:523,122人(同9.5%)
交通事故による搬送について、構成比を2001年と比べると以下のとおりで
- 2001年:18.3%
- 2021年:6.2%
3分の1程度まで減少しています。搬送人員自体が増加していますので、実際の搬送人員数で比較するとそこまでは減少していないものの、45%程度までは減少しています。
なお、年齢区分別では、高齢者が全体の61.9%を占めていました。
詳細は以下のサイトでご確認ください。
参考:
厚生労働省「「令和3年中の救急出動件数等(速報値)」の公表」
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