文書作成日:2022/01/06
診療報酬、本体はプラス、全体はマイナスで決定
2021年12月22日、令和4年度診療報酬改定について改定率が決定されました。
診療報酬本体は0.43%のプラス、薬価が1.35%、材料価格は0.02%のマイナスで、全体としては0.94%のマイナスとなりました。
本体の+0.43%の内訳は以下の通りです。
- 医科 +0.26%
- 歯科 +0.29%
- 調剤 +0.08%
このうち、以下を除く改定分は、+0.23%となります。
- 看護の処遇改善のための特例的な対応 +0.20%
- リフィル処方箋(反復利用できる処方箋)の導入・活用促進による効率化 ▲0.10%
(症状が安定している患者について、医師の処方により、医療機関に行かずとも、医師及び薬剤師の適切な連携の下、一定期間内に処方箋を反復利用できる、分割調剤とは異なる実効的な方策を導入することにより、再診の効率化につなげ、その効果について検証を行う) - 不妊治療の保険適用のための特例的な対応 +0.20%
- 小児の感染防止対策に係る加算措置(医科分)の期限到来 ▲0.10%
なお、歯科・調剤分については、感染防止等の必要な対応に充てるものとされています。
詳細は、厚生労働省のホームページでご確認ください。
参考:
厚生労働省「診療報酬改定について」
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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