10~12月の感染防止対策かかり増し経費、補助金で対応へ
新型コロナウイルス感染症に対応するために必要となるかかり増しの経費を補填するため、介護報酬の基本報酬を0.1%加算する特例措置が、今年9月末に期限を迎えました。これについて延長を求める声もありましたが、田村厚労相は9月27日の記者会見で、特例措置の延長は行わず、補助金によって支援を継続することを発表しています。
参考:厚生労働省
「田村大臣会見概要(令和3年9月28日(火)11:42 ~ 12:02 省内会見室)」
翌9月28日発出の厚生労働省事務連絡によると、10月以降については、かかり増しの経費への対応は補助金により支援が継続され、平均的な規模の入所施設では3万円が上限となります。
経費の対象期間は令和3年10月1日から12月31日です。
詳細や申請方法は後日示されますので、対象期間における感染防止対策に係る支出については、領収書の保存をお願いします。
参考:
厚生労働省事務連絡「「感染防止対策の継続支援」の周知について」(WEMNETホームページにリンク)
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