令和3年度介護報酬改定/9月末までの上乗せ分について
4月に施行された令和3年度介護報酬改定では、新型コロナウイルス感染症への対応に配慮し、令和3年4月から令和3年9月末までの半年間、特例的な評価として0.1%の上乗せが行われています。
これについて、厚生労働省より、以下のQ&Aが発出されています。
(以下、厚生労働省「令和3年度介護報酬改定Q&A(Vol.7)」より転載)
令和3年9月30日までの上乗せ分について
問2 令和3年9月30日までの上乗せ分については、どのように算定するのか。
(答)
- 令和3年9月30日までの間は、各サービスの月の基本報酬に、0.1%上乗せすることとしているが、請求に当たっては、上乗せ分のコードをあわせて入力することが必要であり、行われない場合返戻となることから、「介護保険事務処理システム変更に係る参考資料の送付について(確定版)」(令和3年3月31日付厚生労働省老健局介護保険計画課ほか連名事務連絡)「Ⅲ-資料3_介護給付費明細書及び給付管理票記載例」の記載方法を参考に対応されたい。
また、上記のQ&Aには、次のQ&Aも掲載されています。
運営規程について
問1 令和3年度改定において、運営基準等で経過措置期間を定め、介護サービス事業所等に義務づけられたものがあるが、これらについて運営規程においてはどのように扱うのか。
(答)
- 介護保険法施行規則に基づき運営規程については、変更がある場合は都道府県知事又は市町村長に届け出ることとされているが、今般介護サービス事業所等に対し義務づけられたもののうち、経過措置が定められているものについては、当該期間においては、都道府県知事等に届け出ることまで求めるものではないこと。
- 一方、これらの取組については、経過措置期間であってもより早期に取組を行うことが望ましいものであることに留意すること。
今回の介護報酬改定の通知、事務連絡等、最新の情報は以下のサイトでご確認ください。
■厚生労働省「令和3年度介護報酬改定について」
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。