文書作成日:2020/10/08
令和2年10月開始の医療・福祉関連の制度変更
毎年10月は、さまざまな制度変更が集中する時期です。この10月1日から適用された医療・福祉関連の制度変更をご紹介します。
- 医療保険の被保険者等記号・番号等の告知要求制限
医療保険の被保険者等記号・番号等が個人単位化されたことに伴い、プライバシー保護の観点から、健康保険事業とこれに関連する事務以外に、被保険者等記号・番号等の告知を要求することが制限されます。 - 生活保護基準の見直し
平成30年10月から段階的に施行している生活保護基準の見直しについて、3段階目が実施されました。具体的には、年齢・世帯人員・居住地域(級地)別にみた生活扶助基準と消費実態との乖離(ゆがみ)の是正や、母子加算、児童養育加算等の有子世帯における扶助・加算の見直しが行われています。 - ロタウイルス感染症の予防接種の定期接種化
令和2年10月1日から、ロタウイルス感染症の予防接種が定期接種の対象となります。対象となるのは、令和2年8月1日以後に生まれた、出生6週0日後から24週0日後までの間にある者(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチンの場合。五価経口弱毒生ロタウイルスワクチンを使用する場合は、出生6週0日後から32週0日後までの間にある者)です。
厚生労働省「重症胃腸炎の予防のためロタウイルスワクチンを接種しましょう!」PDF - 異なるワクチンの接種間隔の見直し
令和2年10月1日から、異なるワクチンを接種する際の接種間隔のルールが一部緩和されました。
厚生労働省「ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ」
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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