施設数、訪問看護と看護小規模多機能型居宅介護で大きく増加/介護サービス施設・事業所調査
今回は、厚生労働省より公表されている「令和3年介護サービス施設・事業所調査の概況」より、施設・事業所数の結果に注目します。
この調査は、令和3年10月1日現在における、全国の介護保険施設、居宅サービス事業所等(延べ248,937施設・事業所)の利用状況や職員の配置状況等を調査したものです。
前年の調査結果と比較した施設・事業所数の増減は、下表のとおりです。
出典:厚生労働省「令和3年介護サービス施設・事業所調査の概況」p.3
介護保険施設の施設数として、介護老人福祉施設は8,414施設と、前年より108増加しました。また、2024年3月末に廃止となる予定の介護療養型医療施設は、135減少の421施設となりました。
居宅サービス事業所では、訪問介護が537増の35,612事業所、訪問看護ステーションが1,161増の13,554事業所、通所介護が341増の24,428事業所となっています。
地域密着型サービス事業所の事業所数をみると、対前年増減率が大きく上昇しているのは定期巡回・随時対応型訪問介護看護と複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)で、それぞれ、1,178事業所(79増)、817事業所(106増)でした。
調査結果の詳細は、以下のサイトをご確認ください。
参考:
厚生労働省「令和3年介護サービス施設・事業所調査の概況」
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