令和3年度介護給付費等実態統計/年間実受給者数は638万人
厚生労働省が9月に公表した令和3年度「介護給付費等実態統計」より、令和3年度の受給者の状況に注目します。
令和3年度の介護予防サービス及び介護サービスの年間累計受給者数は6,483万人、実受給者数は638万人となりました。
サービス種類別の受給者数は下表のとおりです。
出典:厚生労働省「令和3年度介護給付費等実態統計 概況全体版」p.2、p.3
次に、要介護(要支援)状態区分の変化を見ると、前年度と比較し、介護(要支援)状態区分の変化がない「維持」の割合が、「要支援1」~「要介護4」でおよそ8割、「要介護5」でおよそ9割となりました。
出典:厚生労働省「令和3年度介護給付費等実態統計 概況全体版」p.4
性別・年齢階級別に人口に占める受給者数の割合を示したのが下表になります。「75~79歳」以降のすべての階級において、女性の受給者数の割合が男性を上回っています。
出典:厚生労働省「令和3年度介護給付費等実態統計 概況全体版」p.5
結果の全文は以下のホームページでご確認ください。
厚生労働省
「令和3年度 介護給付費等実態統計の概況(令和3年5月審査分~令和4年4月審査分)」
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