文書作成日:2022/08/04
通信障害発生時の通信手段の確保
先日のKDDIの通信障害を受け、厚生労働省は都道府県に対し事務連絡を発し、医療施設等における通信手段の確保を呼びかけています。
医療の提供は重要なライフラインです。非常時でも診療等に影響が生じないよう、平時からの体制整備が必要です。
7月4日に発出された事務連絡では、具体的な体制として、以下の例が挙げられています。
- 医療施設における休日夜間の診療体制を維持するため、職員との連絡手段を確保すること
- 患者からの電話を受信できるよう複数の通信手段を確保し、受信可能な電話番号をホームーページで掲載するなどの体制を整備すること
- 在宅医療や訪問看護などを実施している医療施設等において、当該医療施設等が利用している連絡手段が使用できない場合は、固定電話等の代替的な連絡先を患者等に伝えること
- 特にリスクの高い在宅患者等について、患者等との連絡がとれない場合には、別の連絡手段を確保することや、頻回な訪問等による安否確認を行うこと
事務連絡の全文は、以下のサイトで公開されています。
厚生労働省 事務連絡(令和4年7月4日発出)
「通信障害発生時における通信手段の確保について」
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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